いつも当店ご利用誠に有難うございます。

本日は婦人靴のかかとでヒール本体が
削れてしまった場合の修理のご紹介です。

履きやすい靴は履かれる回数も多くなりますので
靴底も消耗してきます。
気づいたらかなりかかとが深く削れてたなんて事が
よくあります。

そんなお気に入りの靴、履きやすい靴だからこそ
修理してまた快適に履けるようにしたいですよね。

それでは修理前の状態です。

曳舟025

かかとのゴムが無くなってヒール本体が
削れて高さも低くなっております。

今回はヒールの高さを元の高さに戻し
削れた部分は革を補充して自然な感じに
仕上げていきます。

ヒールの削れた部分に革を補充します。

曳舟026

補充した革の段差をヤスリがけして
整えます。

曳舟027

これでヒールの高さを元の高さに
戻す事が出来ました。

後は一番下のゴムを取り付けていきます。

曳舟028

革を補充した部分を専用のインクで
着色して元のヒールの色に近づけます。

曳舟029

専用のインクとワックスを使用して
磨き込んで自然な感じで光沢を出します

曳舟030

ヒールの高さも以前の状態をキープして
修理出来ましたので、履き心地も依然と
変わりなくお履きになれます。

履き込んで修理出来るかどうかわからない靴が
ありましたら御相談だけでも大丈夫ですので
スタッフまでお気軽に御相談下さい。

お客様のご来店スタッフ一同お待ちしております。